「星を使って本来の自分を生きる」
産業カウンセラーの高橋カオリです。
画像は、
日曜日に実家の灯油を補充しに行ってきた時の画像。
実家には、母が一人で住んでいるので、
時々お手伝いに行ったりします。
さて、今日、
近所のスーパーで買い物をしていた時、
高齢の女性と
私と同じくらいか、ちょっと年上と思われる男性の
二人連れを見かけました。
たぶん親子だと思います。
食品売り場で、
2人の脇を通り過ぎた際に、
息子さんが、お母様に向かって
「トロトロしやがって、全く。」
と吐き捨てるように
呟いているのが聞こえました。
お母様の方は、
聞こえているのか聞こえてないのか、
いつものことなのか、
それとも認知が入っているのか、
笑っているかのように見えました。
男性の身なりは、
スーツにコートを羽織った姿。
おそらく会社帰りに
お母様と一緒に
買い物をされていたのでしょう。
そんな光景を見て、
10年位前の同じような光景を
思い出しました。
スーパーで、
「どうしてそんなに怒ってるの?」と
半泣きになりながら、
息子さんであろう男性の後をついて歩く
高齢の男性。
息子さんは
ムッとした顔して
カートを押しながら
お父様を振り返ることなく
スーパーの中を進んでいきました。
おそらく
息子さんも手いっぱい。
仕事もして
時間を作って
親御さんの世話もして。
親御さんを一緒に買い物に連れていくのだから、
「本当は優しい方なんだろうなぁ」と思います。
でも、ご本人もいろいろ大変だから、
何かがきっかけでキツイ対応になってしまう。
私も
母の妄想障害がひどかった時、
仕事も繁忙期で朝7時には会社に行って
夜7時か8時頃まで働いて
その帰り路に、
母の妄想を電話で30~40分位
毎日聞いていました。
もうクタクタでした。
だからなのか、
スーパーで親御さんにキツくあたっている男性の方を見ると、
親御さんも気になりますが、息子さんも心配になります。
自分は、今、
産業カウンセラーをしていますが、
仕事の成果が上がるためには、
家庭環境が安定していることがとても大切。
一人で頑張っても無理があるので、
そこは社会全体で何とかしないと…と、
感じています。
その出発点は、
一人一人が
「人(の背景)を想う」
「当事者意識を持つ」
ということに尽きるのではないかと
思います。
自分にできることを
日々模索しながら生きています。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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