心理占星学vol.29～新しいテーマへ

今日は、私にとっては
新しいスタートとなります。

ここから新しい１年の始まり。

通常、個人鑑定のご依頼をいただいた際、
大きく分けて３つの時間軸を見ていきます。

①天体の年齢域
②プログレス
③トランジット

少し専門的な話になりますが、
①の天体の年齢域は、
月から土星までの７つの天体に
それぞれの年齢域というものが当てはめられていて
（例えば、月は０～７歳までを象徴するといったような）、
それによって、どんな成長のプロセスを通るのか
ということを確認するものです。

そして、
②のプログレスは、
内面のテーマやその変化を見るもの。
計算によって導き出されるもので、
実際に運行している天体とは違うものです。

さらに、
③トランジットは、
天を運行している天体から
生まれた時の星にどんな影響があるか
ということを見るものです。
（今現在だけではなく、
印象的な出来事が起きた過去についても
検証することが可能です）

②と③が
よく一緒になってしまう方がいらっしゃるのですが、
②のプログレスは、その人の内面に生じる思いや変化
③のトランジットは、その人に対して外側から生じる影響
と、ざっくり思っていただければいいかなと思います。

今日の私の新たなスタートというのは、
②のプログレスの太陽の話です。

昨日までの１年間というのは、
２０１９年１０月２５日～２０２０年１０月２４日の期間。

プログレスの太陽が、魚座の２１度にあった期間を指します。

その１年の内容は、
サビアンシンボルで見ます。
（サビアンシンボルの細かい説明は、
今日の記事では省きますね）

魚座２１度のサビアンシンボルは、
「シナイ山から新しい法則を持ち、下りてくる男」
→
新しい理論や新しい法則を編み出すことに興味を持つ時期です。
これは、これまでの古い考えと未知の新しいものを加えて、第三の新奇なものを考案するという意味で、開拓や発見の楽しみがあります。
それをするために、時間をたっぷり使える環境を確保すべきだし、発表の場も必要です。
（「愛蔵版サビアン占星術」松村潔著より引用）

占星術に携わって３年経ちましたが、
昨年の暮れあたりから、
やっと占星術の理解が進み、
自分の言葉で語れるようになった気がします。

私は、占星術を通して
自分自身が大きく変容する体験をしましたが、
なぜ星を読むと自分の中で変容が生じるのか
ということを、心理学の観点から分析し、
もっとたくさんの方にこの体験をしてほしいと思い、
オンライン講座を作成しました。

その時々でいろいろ試行錯誤しながらやってきたのですが、
今振り返れば、
占星術という古くから伝わるものと、
心理学やオンラインといった新しいものを加えて、
第三の新奇なものを作り上げてきたんですね。

無我夢中でやってきたことが、
結果、サビアンシンボル通りというのが
本当に興味深いです。

そして、
今日からの１年間
（〜２０２１年１０月２５日）、
プログレスの太陽は、魚座２２度を進みます。

魚座２２度のサビアンシンボルは、
「精神主義的な現象」
→
心の中にある概念を、生活の中で実践する必要を感じます。
それは勇気が必要なことかもしれません。
周囲を見回すと、古い習慣に埋もれて生きている人ばかりのように見えて、そういう人を相手に自分の信条を正直に話すというのはなかなか大変に見えてきます。
しかし、それにも関わらず、行動にして表そうとすることでしょう。
（「愛蔵版サビアン占星術」松村潔著より引用）

このブログでも、何回か書いているので、
よく読んでくださっている方は耳にタコができているかもしれませんが、
９月から株式会社女子マネの中里桃子さん主宰のコミュニティの講座を受講しています。

今の自分にとっては、この講座からの学びがとても大きくて、
今まで足りなかったピースが一つ一つ埋められていくような感覚を得ています。

サビアンシンボルの意味の中で、
「心の中にある概念を、生活の中で実践する必要を感じます」という部分が、怖い位当てはまっていて（笑）、それは、風の時代を目前にして、占星術界では「風の時代になるよ」ということを雑誌でもインターネットでも、個人のSNSでも発信されているのですが、それだけだと「なんか不安を煽ってしまっているんじゃないか」と感じているんですよね。

「『風の時代』がどんなものかは教えるけど、どう動くかは自己責任ね」みたいな。

もちろん、それぞれの人生なので深入りすることはしないのですが、例えば、私なんかは、水瓶座に５天体で、且つ、風のエレメントに８天体なので、エネルギーが外向きで「もう、とりあえず動く、動く」みたいな感じで動けていますが、そうできない方もたくさんいるだろうと思います。

それは、資質的なものだったり、家庭や職場の環境などであったりするわけです。

だから、「風の時代がこうなるから、こう生きた方がいいよ」ということの他に、それを行動に移せる具体的なことを提示しないと、結果不安を煽るだけ煽って無責任ではないかなと感じているのです。

占星術を３年やってきて今思うのは、「星を読んで伝える」ということ以上に、その人が生活の中で星読みの内容をどう実践していくかということが重要ではないかということです。

星を読んで自分の本質を知ったとしても、他者と関わらないと、その輪郭というのはハッキリしてこないですし、自分の資質が磨かれていかないだろうと思っています。

それで、その実践の場としてのコミュニティを作ろうと、今奮起しています。

そこまでやらなくてもいいのかなと思うのですが、このあたりは、蟹座のアセンダント、魚座のMCですかね。

すべての人に、安心・安全な場と癒し・共感を。

風のエレメントに天体8個で、バリバリ思考派だけど、
元になるエネルギーは、水のエレメントで、
なんというか、まぁ、
すべての人が楽しく幸せに暮らせたらいいなと思って
活動しています。

そんなわけで、
今日からの１年間は、
魚座２２度の「精神主義的な現象」というテーマを掲げて活動しますので、
よろしくお願いいたします。

それで、
さっそく「星読みと現実をもっとリンクさせたい！」ということで、
昨日、メルマガとLINE読者の方に
ご質問をさせていただきました。

①今、不安や心配に思っていること
②星（西洋占星術）を」通して、どんなことが分かったら良いか
③（星に関係なく）どんなサポートがあったら嬉しいか

この投稿をお読みの方で、
上記の質問に「答えてもいいよ」という方は、
こちらからご回答ください。

回答していただいた方には、
その御礼として、ささやかですが、
上記のプログレスの太陽を拝見し、
１年間のテーマをお伝えいたします。

なので、
回答と一緒に、
・生年月日
・出生場所（〇〇県〇〇市まで）
・出生時間（お分かりになれば）
を明記してください。

それでは、
今日の記事はここまで。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

産業カウンセラー
在り方を整えるコーチ
ヒプノセラピスト
Kaori

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