在り方

あの会員さんが生きたかった今日

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「星を使って本来の自分を生きる」
産業カウンセラーの高橋カオリです。

先週金曜日は、
3月11日。

東日本大震災から
11年経ちました。

私の感覚では、
「もう11年かぁ」
という感じなのですが、
皆さんはいかがでしょうか。

画像は、宮城県名取市の閖上浜。
東日本大震災の被害が大きかった場所ですが、
砂浜がずっーと先まで続いていて
気持ちの良い場所です。

これまで、東日本大震災について
書くことはなかったのですが、
あの日以来ずっと忘れられないこと、
自分の誓いみたいなことがあるので、
それを初めて記してみたいと思います。

当時、
私は、仙台市の外郭団体に勤めていて
中小企業の福利厚生事業に
従事していました。

私の担当は、
慶弔金の給付。

結婚やお子さんの入学など
お祝い事のあった会員さんには
お祝い金を給付し、
また、
ご家族が亡くなられた会員さんには
弔慰金の給付をしていました。

そして、
2011年3月11日の
東日本大震災。

幸い、私の家は
海側から遠いため、
津波の被害はありませんでしたので
(家具や食器かなり壊れましたが)、
震災後もそのまま住むことができました。

仙台市の南部に住んでおり、
地下鉄が動いていたため、
翌週の月曜日から通常出勤。
(南側は動いたのですが、
北側は途中からバスでの代替運行でした。
かなり行列ができて大変だったようです)

事務所の片付けを急ピッチで進め、
その後は、仙台市の災害ダイヤルの応援に。

そうこうしているうちに、
膨大な災害見舞金・弔慰金の給付作業に
取り掛かることになりました。

すべてが混乱状態でしたので、
災害見舞金の申請書類もそろわなかったりなどで
手続きはスムーズにいかないことも多く、 
最終の電車で帰り、
日付が変わって家に帰宅する
ということも少なくありませんでした。

会員さんご本人の弔慰金の申請も
10数件ありました。

給付前には、
それまでの給付履歴を確認するのですが
(二重給付を防ぐため)、
お一人の若い男性の会員さんの給付履歴を見ると、
震災の10日位前に
出産祝金を給付したばかりでした。

生まれたばかりの赤ちゃんが
いらっしゃったのですね。

幼いお子さんと奥様を残して亡くなり、
無念だったと思います。

出産祝金の給付履歴を見た時の衝撃が
今でも忘れられません。

私が何気なく過ごしている今日という日は、
きっとあの会員さんが生きたいと切望していた今日。

今こうして生きているということは、
私は生かされて
何かお役目があるのだろうと思います。

いえ、私だけではなく、
今こうして生きている私達には
お役目があるのだと思います。

私にできることは
まだまだ模索中ですが、
1日、1日を大切に生きたいと
切に思っています。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

産業カウンセラー
WDプラクティショナー
在り方を整えるコーチ
ヒプノセラピスト
高橋カオリ

    

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