社会

「聞こえのバリアフリー」を目指して

  • LINEで送る

「星を使って本来の自分を生きる」
産業カウンセラーの高橋カオリです。

昨年の春に集音器の販売を始めて以来、
感じていることがあります。

日本における
「難聴」または「おそらく難聴」だと思っている人の割合は約1割
という調査結果があります。
JAPAN Trak 2018 調査報告

この数字が多いと感じるか
少ないと感じるかは
人それぞれだと思いますが、
私個人的には
「そんなにいるんだ?!」
と思いました。

約1割というと、
ざっと計算して
日本人の1000万人以上の方が
難聴だと感じている

ということです。

確かに、
住民票や戸籍を取るような市町村の窓口や、
銀行や郵便局の窓口などで
耳が遠くて声が大きくなっているやり取りを
実際に目にしますし、
集音器をご購入いただいた男性も
薬局で薬剤師さんの説明が聞こえないから
いつも奥様に付き添いしてもらっていた
というお話されていました。

私が通っている産業カウンセラーの職場でも、
受診者さんの中に
難聴傾向の方は時々いらっしゃいますし、
中には、
まったく聞こえていなかったという方もいらっしゃって、
驚愕した覚えがあります。

そんなことを通して、
「聞こえない」
「聞こえづらい」
という方は、
結構いらっしゃるんだぁと
気づきました。

そして、 
そうであれば、
「聞こえない」「聞こえづらい」ことによる負担を
その人達だけに背負わせてしまっていいのか
という疑問も湧いてきました。

「聞こえない」「聞こえづらい」人だけが
心理的・経済的負担を背負って
社会の側(マジョリティ側)に合わせるのではなく、
社会の側(マジョリティ側)が
その負担に気づいて、
「聞こえない」「聞こえづらい」人の側に
一歩歩み寄ったら良いのではないかと。 

そんな話を
先日の経営者の会の時に、
同じ運営ボランティアの
菅真喜子さんに話したら、
「それ、じゃあ、さっそくやりましょう!」
と言ってくださいました。

菅真喜子さんは、
株式会社ミエリフル代表取締役を務めていて、
ヘアメイク・ヘッドスパ、
手の荒れない美容学校など
仙台に2店舗を
運営しています。

その店舗に、
私が扱っている
集音器を置いてくださることを
ご快諾いただきました。

難聴の方は、
「会話がよく聞こえないから」
「何度も聞き返すと悪いから」
という理由で、
他の人との会話を控えてしまう、
外出を控えてしまう
という調査結果があります。

であれば、
老眼鏡が普及しているように、
集音器が店舗に置いてあれば、
難聴(伝音性難聴)の方でもお店を利用できるかもしれないし、
筆談がOKと謳ってあれば、
筆談のやり取りでお店を利用できるかもしれない。

そう、
店舗の側に
「聞こえなくても 
聞こえづらくても
大丈夫ですから、
利用してくださいね」
という姿勢があれば、
聞こえない、聞こえづらいという方でも、
利用できるお店が
少しずつ増えていくのではないかと
考えています。 

昨年の夏頃、
クラウドファンディングで
大きく狼煙を挙げようと思いましたが、
いろいろあってうまくいかなくて、
まずは、少しずつ協力者を募って
地道に活動を続けていこうと思います。

目指すは、
聞こえない、聞こえづらい方にとって
今よりももっと優しい社会。
聞こえのバリアフリーです。

ただ、
健聴者側の押しつけにならないように、
当事者の方の声も聞きながら、
本当に痒い所に手が届く
実際的な支援にしていきたいと思います。

今日、
真喜子さんと打ち合わせを
させていただきました。

真喜子さんも意欲的で
嬉しいなぁと思います。

小さな一歩ですが、
少しずつこの輪を
大きくしていけたらと思います。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

産業カウンセラー
WDプラクティショナー
在り方を整えるコーチ
ヒプノセラピスト
高橋カオリ

     

高橋カオリがご提供しているサービスメニューは、
下記ウェブサイトをご参照ください。

LINEでは、
シークレットのWSのご案内をしたり、
たまにプレゼント企画などしています。
良かったら、ご登録ください。

★公式LINEアカウント
星読みの情報などをお伝えしています。

友だち追加

最新の講座・セミナー情報をお届けします。 
星を使って本当の自分を生きる占星術プラクティショナーコース  

友だち追加

     

★Website 

      

★独学だけど参加型のオンラインスクール開校中 
星を使って本来の自分を生きるプラクティショナーコース(Basic)

出生図から自分の資質を読み解き、その価値を体現して生きることを目指します。